トランクク(里芋のスープ)の作り方|韓国のおばあちゃんの知恵と、古い書物・今の研究
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湯気の向こうに、白くてつるんとした里芋がぷかり。韓国の秋の食卓に並ぶ、澄んだ牛肉のスープ「トランクク」です。材料は7つ、煮る時間はあわせて35分ほど。秋の夜にぴったりのやさしい一杯をご紹介します。
由来
韓国では秋夕(チュソク)のころ、とれたての里芋(トラン)で澄んだ牛肉のスープを炊いて食べてきました。お腹が落ち着かないときにも、昔から食べられてきた家庭の味です。
材料(4人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 里芋 | 300g |
| 牛肉(すね肉または薄切り) | 150g |
| 水 | 1200ml |
| にんにくのみじん切り | 10g(小さじ2) |
| クッカンジャン(韓国のスープ用しょうゆ) | 15ml(大さじ1) |
| 塩 | 2g(味をみて) |
| 長ねぎ | 10g |
※大さじ1=15ml、小さじ1=5ml
作り方
- 手袋をして、里芋の皮をむきます。
- 里芋を5分下ゆでして、ゆで汁を捨てます。
- 牛肉を水に入れて15分煮ます。
- 里芋とにんにくを加えてさらに15分煮て、クッカンジャンと塩で味を調えます。長ねぎを添えてどうぞ。
うれしいところ
- 温かい汁ものなので、水分も一緒にとれます。
- 牛肉が入るので、たんぱく質も一緒にとれます。
- 材料は7つ、手順は4つ。むずかしい工程はありません。
古い書物にはこう書かれています
- 『東医宝鑑』(1613年・韓国):里芋は性質が穏やかで胃腸の働きをなめらかにし、生では毒があるが火を通せば体を養う。
今の研究では?
里芋のスープと消化について、人を対象に調べた研究はまだ見つかっていません。このレシピは昔から伝わる知恵として紹介します。こってりしたごちそうの合間に、温かい澄んだスープで水分とたんぱく質がとれるのは確かです。
今日の等級
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 根拠 | ★ 昔から伝わる知恵 |
| 安全 | 🟢 ふつうの食事の量なら安心 |
おすすめの楽しみ方
秋(秋夕のころ)に、1杯。 新しい里芋が出回る季節に、家族で味わう一杯としてどうぞ。
ここだけ注意
- 里芋はかならず中までしっかり火を通す — 生の里芋にはシュウ酸カルシウムという針のような結晶があり、口やのどがチクチク、かゆくなることがあるからです。
- 皮をむくときは手袋をする — 同じ成分のせいで、素手でさわると手がかゆくなることがあるからです。
出典
- Vegetables.co.nz: Taro(生の里芋のシュウ酸カルシウム)
- 『東医宝鑑』里芋 — 韓国農村振興庁ウェブマガジンの引用 https://www.rda.go.kr/webzine/2022/09/sub4-2.html
※この記事は伝統的な食習慣の紹介であり、病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安がある方は医師にご相談ください。
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